前回の旅グログvol.1の続編。ホテル以外ノープランの旅、まだまだ続きます。
20年ぶりの清水寺へ
3日目、朝食を終えて、ホテルチェックアウトの前に、人混みを避けるのと気温が上がる前に清水寺へ。(ホテルから10分程)前日に雰囲気で御朱印帳を購入したからか、寺院巡りモードに。
坂を登り、門に着く頃には結局汗だく。
本堂手前の風鈴の数々。風情たっぷりでした。
約20年ぶり?!の清水の舞台。「京都に来ました感」が凄かったです。
随求堂 胎内めぐり体験
「胎内めぐり」ができるのをご存知でしょうか。
「真っ暗な中を歩き進む」という、ひそかに人気の場所だそうです。
案内にある通り、暗闇の中、数珠だけを頼りに進んでいきます。目が慣れることもなくずっと真っ暗闇で最初は不安だったのですがしばらくすると、五感を研ぎ澄まそうと心が落ち着いてきます。
やがて光と共に、梵字(ぼんじ)の「ハラ」が書かれた石が見えてくるのですが、その石を触りながら一つだけ願い事を唱えることができます。
日常でこういう状況になることなんて中々考えられません。石が見えるまでの道中「何を願おうか?」と考えていたのですが、石が見える頃に自分が願うことはたった一つ「世界平和」だったことに驚きました。日常に戻るとこの気持ちも忘れてしまうと思うので自分のためにも記しておこうと思います。
あまり知られていない体験のようですが、今回の旅の中でも良かった場所上位に来るものでした。「心を整えたい」「自分を見つめ直したい」「五感を研ぎ澄ませたい」そんな方にお勧めしたいです。
京都 建仁寺塔頭「両足院」
清水寺を後にして、ホテルに戻りシャワーを浴びてスッキリしてからチェックアウト。そして再びホテルから徒歩10分程の「両足院」というお寺に向かいました。
こちらは清水寺と打って変わって、観光客も少なく敷地内は静寂しており心落ち着きました。
座禅・写経体験
座禅体験や写経体験ができます。座禅は事前予約が必要なのですが写経は直接伺って体験できました。
写経体験は1,000円(税込)、座禅は2,000円(税込)。
他にも体験プランがあるので興味のある方はぜひ公式HPをご覧下さいね。
座禅もやってみたかった
子どもの頃は書道を習っており、その世界からは随分と離れていますが、息子たちの課題のサポートで年に数回筆を持つと興味を持つ自分もいたので、写経は良い体験になりました。
写真はないのですが、写経の前に「塗香(ずこう)」という香木の粉を手につけて清めてから取り組みました。日常では味わえない一連の体験でした。
写経体験をすると御朱印帳に手書きしてくれる
清水寺でも手書きの御朱印(300円税込)をいただいたのですが、両足院でも御朱印をいただきました。
一般販売は印刷したものらしいのですが、写経体験をすると手書きにしてくれるとの事でした。(同額300円税込)
前日、雰囲気で購入した(笑)御朱印帳のおかげで知らなかった世界が広がりました。
香りの無料体験「薫習館(くんじゅうかん)」
「さぁ、次はどこ行こう?」ってことで、少し離れていますが「薫習館」に訪れました。
香りの歴史について学んだり、実際に嗅いでみる体験が無料でできます。気に入ったアイテムはそのまま店舗で購入可能。
この箱の中に下から潜ると香りを感じることができます。ここに入って写真を撮影するのが流行りらしいですが、いかんせんおひとり様旅なので無人で(笑)
新風館 焼き鳥「スエヒロガリ」
ホテルのモーニングビュッフェを沢山食べましたが、既に朝から灼熱の京都を13,000歩以上歩いていたので、帰路前に何か食べようと思い、近くの新風館内にある焼き鳥屋さん「スエヒロガリ」へ。
ランチ限定の、焼き鳥・野菜スティック・お酒一杯付きのセットにしようと思ったら売り切れ。モツオムライスをいただきましたがとても美味しかったです。鶏専門ならではのお味。
初日の夕方散策時も少し新風館に立ち寄っていました。ACE HOTELもあってまた次回以降のお楽しみにしたいと思います。
最後は京都大丸の地下でお土産を買って帰宅!ノープランでしたが食べたいものをたべ、初めての体験も沢山して、五感も満たされた大満足の旅でした。
今一度、自分に問いかけた旅。
今回ホテル以外はノープラン!仕事も無し!PCも無しで出かけました。
今やどこでも仕事ができてしまうし、「旅先で仕事」ってのも憧れた時期もありましたし、ここ数年はそうやって仕事ができるようにも動いてきました。でも再度自分の心に問いかけた時、今回仕事は持ち込まないことにしました。結果大正解。
Vol.1の冒頭にも書きましたが、この春から少しずつ私自身の心境も変化しつつあり、働き方も今一度見直しています。
様々な情報が日々溢れていますが、弱い自分も認めながら、でも自分を信じて、進んでいこう。そんな気づきもあった旅でした。
大人女子の皆様、色々ありますね。共に奮闘して参りましょうね。お読み下さりありがとうございました。
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