物を手放す時に「ときめく」かどうか、つまり「好き」という自分の感覚・感性を基準にする事があります。私自身が感覚派なのでとても大切にしてきた価値観の一つです。ですが…
ときめかなくなった私に、片づけはできる?
20代や30代のころは、”ときめくかどうか”でモノを選べることができていたけれど
40代に入った今、「それだけじゃ手放せない」と感じることが増えていませんか?
要は、以前ほど「ときめく」事が減った…ということなのですが(笑)
これはこれで別の対策が必要な気はしていますが…年齢的にも徐々にそういう傾向になっていくのも自然な事かな?とも思っていますがどうでしょう?
- ときめきより“実用性”や“安心感”
- 「今の自分に合っているか?」という視点
- 忙しさ・家族優先の暮らしの中で、片づけの基準が変わっていく
これらの項目にしっくりと来たOVER40の皆様に、無理なく気持ちよく片づけを進めるためのヒントをお届けします。
40代の片づけが「ときめかなくなる」3つの理由
① 暮らしの優先順位が変わる
- 子育て、仕事、健康管理…時間も体力も限られてくる
- 「ときめくモノ」より「疲れない暮らし」「ラクな仕組み」重視に
② “過去のときめき”が今はしっくりこない
- 若い頃に憧れていたモノも、今の自分に合わなくなっている
- 以前ほどの「好き」という感情が薄れている
③ 判断基準が「感情」から「自分軸」にシフトする
- 「誰かのおすすめ」より「自分が使いやすいかどうか」
- モノにときめかなくても、“すっきり感”や“安心感”に満足できるようになる
「ときめかない片づけ」を成功させる3つの視点
① 「未来の自分が使っているか?」で考える
- “今”のときめきではなく、“これからの暮らし”で活躍するかがポイント
例)「老眼が進んでも読みやすい本」「着やすい服」「片づけやすい収納」
②「ラクに戻せるか」で収納を見直す
- “ときめく収納”より、“散らからない仕組み”が大事
- ラベル・カゴ・仕切りなどで、「どこに戻すか」がすぐわかる工夫を
③「手放す=ダメじゃない」と許可を出す
もう着ない服、使ってない趣味道具…でも「高かったから」と残していませんか?手放すことで「今の自分を大切にする」選択ができるようになります
ときめかなくなったからこそ、得られるもの
- 判断に迷わず、決断力がつく
- モノより「人・時間・自分自身」に目が向くようになる
- “ムリにワクワクしなくていい”という安心感が生まれる
なんだか「ときめく」のその先の世界が見えてきた感じ?!笑
まとめ|ときめかなくても、片づけはできる
私も全くときめきが無くなったわけではないのです。ときめくものにはときめきます!
ただ、私たちの価値観は、経験・時代・年齢とともに変化しているなと思います。

「ときめく」ではなく「ちょうどいい」「心が落ち着く」「自分にフィットする」
そんな基準で片づけをすれば、40代からの暮らしはぐっとラクに、やさしくなっていく気がしています。ときめかなくなった今こそ、“本当の意味で自分らしい片づけ”を始めるチャンス!
今回の記事に共感いただいた皆様に向けて…
私の周りで「OVER THE SUN」リスナーの多いこと!ご存知ですか?
毎週金曜17時、ジェーン・スーさんと堀井美香さんが、リスナー(「互助会員」と言われています笑)と一緒に太陽の向こう側を目指すラジオトーク番組。
時に涙を流しながらも笑いと勇気をたっぷりもらえる番組です。私はラジオを聴くたび、今の自分の価値観を振り返ったり、よく頑張ったなって自分を褒めたりしています。
この記事を書きながらどうしてもご紹介したくなりました。OVER40は必聴!
ときめかない自分はこれまでよぉーく頑張ってきた証!