今日は、「暮らしがしんどい」と感じているあなたに、少しだけ心が軽くなるお話をしたいと思います。
「片付けられない」=ダメなことじゃない

実家の写真整理をしていた時に見つけた一枚の写真。独身時代の私の部屋。こんなに散らかっているけれど、当時はあまり悩んでいなかったんです。だけど子供が生まれてから片付けられない状態が続いた時は本当に辛かった。
母子手帳などの必要なものがすぐ出てこないし、ママ友なんて気軽におうちに呼べやしない!今では笑い話ですが、やっぱり思い出すとたまに胸がキュッと痛みます。
「片付けられない私って、だらしない?」
「どうしていつも部屋が散らかってるんだろう…」
そんな風に、自分を責めていませんか?
実は片付けって“感情と向き合う作業”なんです。
モノが多いのは、忙しいから、迷いがあるから、誰かのためにとってあるから。
つまり、“優しくて”“頑張ってる”証拠だなって思いませんか?
100点じゃなくても「ちゃんと暮らしてる」
SNSで見るお部屋や、雑誌のようなインテリア。
比べれば比べるほど、「私ってダメだなぁ」って思ってしまうかもしれません。
でも本当は、“整っている”よりも“回っている”ことが大事。

10年以上前の子供達。夕方帰宅してとにかく先にお風呂入らせて、ご飯食べさせてる最中に次男は寝て、長男はソファで撃沈…
あれ…突然の一人時間…
さっきまで3人で必死だったのに急に子どもたちが静かになり、我に返って子どもたちを見ると、この子たちの姿が愛おしくてたまらなくて、なんかもう子どもたちも自分も抱きしめたくなったんですよね。
- ごはんを作って
- 子どもを笑わせて
- 自分の時間をちょっとだけでも確保して
そんな毎日が「完璧」じゃなくても、ちゃんと豊かなんだなぁって。
「こうしなきゃ」より「これでいい」に変える
片付けでもよく聞く言葉です。
「捨てなきゃダメですよね」
「夫が協力してくれない」
「収納グッズは完璧に揃えたい」
この“〜しなきゃ”を、「〜でもいい」に変えてみませんか?
- 捨てられないなら“とりあえず箱”に入れてOK
- 家族が散らかしても“マイルール”を作ればOK
- グッズがないなら“紙袋収納”でもOK
完璧を目指さなくていい。暮らしやすさは人それぞれです。
思考を整える=暮らしが整いはじめる
片付けの前に、自分の中の「思考の整理」をしてあげること。
これが一番、暮らしを楽にする近道です。
そしてその第一歩は、「今の自分を責めないこと」。
散らかっているのも、迷っているのも、「今をがんばって生きている証」。
暮らしに余白を、心にやさしさを

片付けって、モノを減らすことじゃなくて、
“自分を大切にするスペース”をつくること。
だから、「ちゃんとやらなきゃ」より、
「今日はここだけやってみようかな」くらいでちょうどいいんです。
完璧じゃなくていい。
あなたの暮らしは、あなたが「これで良し」と思えたら、それがベストです。
片付けに取り掛かる前にしんどくなってしまっている時は、まずは自分の心に優しさを持ってあげて下さいね。暮らしに余白が生まれるのはそこから^^