2012年5月にブログを開始し、丸10年が経ちました。
アメブロからスタートしました
住まいの引越しや、事業体制を整えるタイミングでブログも転々としましたが、始まりはアメブロでした。
開業届を出したのが2012年の11月。自分の中では開業届を出す以上に、ブログを開始した時の印象が強くてこの時期になると当時の状況を思い出します。
それが10年って、、、ちょっとね、やっぱり記事にさせて下さいね(笑)
起業のきっかけ
記事にも書いていますが、当時の息子たちは4歳と1歳。見知らぬ土地、親元離れた土地での子育てにもがいていました。
そもそも「起業したい!」と思って起業したというより、「この悶々とした空間・感情・心身の疲れ果てた状態からなんとか抜け出したい!」と言う気持ちが強かったのが正直なところです。
当時の私はどちらかと言えば体力に自信があったし、明るい性格の私が、30代そこそこでこのしんどさと、自分が自分じゃなくなるような感覚に陥り、一体みんなどうやって子育てしてるの?って不思議に思っていたのと、こんな調子でこの先どうなるの?という人生への不安がすごく大きかったです。
自分を褒めてあげたい
ただ、同じような環境の方やもっと大変な状況の方は他にもいらっしゃるわけで、それでも笑顔の多い暮らしをしている方をみていると「きっと何か解決策があるはず」と模索し、たどり着いたのが「片づけ」でした。
今でも自分を褒めてあげたいのが、「片づけをプロに依頼する」勇気を持ったこと。
「片づけにお金を出すなんて」という考えを持った方はいくらでもいらっしゃるわけで、当時私が片づけで起業したことを知った父親には「そんなものに誰がお金を払うねん。仕事にならん」と一喝されましたし、恐らく今もそう思ってると思います(笑)
とは言え、「片づけ」の力と、「片づけのプロ」と言う仕事への魅力を自分自身が体感した私は、正直そのような言葉で気持ちがブレることはなく(強)そのくらい自分が片づけで得た経験の印象が強かったのだと思います。
その後の子育て
当時4歳と1歳だった息子たちは、現在14歳(中3)と11歳(小6)になりました。無事にここまで育ってくれたことに感謝しかありません。
究極を言えば、「感謝しかありません、以上!」なのですが、究極を言わないで良いのならば…シンプルに現在進行形で大変で・す・よ(苦笑)
10年前のブログに書いている長男の癇癪は、結局中2になった春まで続いたと個人的に感じていますし(人生ほぼイヤイヤ期やん 笑)、関東から関西の引越し後の環境変化に伴う心のケア、突然やってくるケガの対応(長男が腕を骨折した時は私が診察室で倒れる始末 次男も昨年骨折してたな…)や、習い事やお勉強系の口を出す匙加減は今もなおよく分かりませんし。
最近では、成長期男子(特に長男)の寮母並みの食事づくりにヒーヒー言いつつ(業務スーパーのファミリーパックのお肉を週に3Pさばく日々)、初めての受験に役員業務と、10年経った今も、今なりの大変さで過ごしています。
ただ子どもたちは、学校や部活、友達とも毎日それはそれはめいいっぱい心身共に健康で楽しそうに過ごしており、これ以上望むのは違うなと時々反省しています。
現実は変わっていない、変わったのは自分。
子育てに関して、現在は二人とものびのび過ごしていることはありがたいと思いつつも、そう感じられているのは「自分が変わった」部分も大きいと感じています。
上記に挙げた大変さはあるものの、なんだろう、、、このワチャワチャギャーギャー言いながらクタクタになって1日を終える楽しさ。ずっと続いて欲しいと思ってしまいます。子育てが終わる寂しさすら感じたり(涙)体力的なこと、考えないといけないことが多くて大変ではあるけれど…精神的に満たされているのだと思います。
「しんどい・ツライ・子育てやめたい」
10年経っても変わらないこのワチャワチャな日々に、自分の思考や捉え方が変わっていなければ、今もそう思っていたかも知れませんし、それに加え仕事(起業)とか…到底難しかったと思います 。日常が大変なのは変わってないのだから。
思考と捉え方の変化
片づけられない時代は、「片づけ・育児・ママ友お付き合い・夫婦関係・自分etc.」思い付くままに考えて、思考が限界に達して、突発的な感情だけで話をしたり、機嫌が良いと思った次の瞬間ご機嫌を損ねていたり、勝手に一人で悩んで勝手にしんどくなって、、、そばにいる家族は迷惑だったと思います。
(うぅ・・・今書いて想像しただけで気持ちが沈みますね 涙)
まず、第一段階として自分が変わったと感じたのは、空間が片づいてから!
賃貸マンションの旧居。片づけられない主婦時代は、家が古いとか作りが悪いとか、変えられない事ばかりに目がいってしんどかった。変えられるところから変えていったら、最後は本当に大好きな家に変わりました。
各々が別問題として考えられるようになったり、自分で解決できないことはそれぞれの専門分野を学んだりしながらより快適になっきた感じです。
片づけと一緒で、①全部出して②仕分けて③それぞれの改善策(収納方法)を考える。
至ってシンプルです。
ただ、勘違いしてはいけないのは、「片づけたから人生全て上手くいく!」ということではないということ。
起業と自分の人生を生きる選択
片づけられるようになり、気持ちも前向きに変わっていき、起業するまでに至りましたが、
未知の世界だった起業は起業で、心身共にキツイ時期も何度かありました。
資格を取っただけで起業に関しては素人。開業届を出したところで、実際自分が十分に動ける環境ではなかったことや、(長男は幼稚園の延長保育もした事がなく・そもそも次男も自宅保育・親も近くにいなければ、夫も激務だし←自業自得です)体力や収入面の不安・焦りや人間不信・勿論コロナ禍での揺らぎもありました。
「心地よい暮らし」を発信したいのに、自分がその真逆に進んでいく状況への何とも言えない違和感。
「本当にこれがやりたかったことなの?」
やり甲斐・モチベーション・行動量だけで起業することの危険性を感じ、起業云々の前に、「そもそも私はどうなりたいのだろう?」そんなことをじっくりと考えるようになりました。
私にとって「起業」は自分を表現できる場所で、自分らしく居れることが根底にあります。
「じゃあ私にとって、自分らしいってどんな状態?」そんな事を、起業塾や尊敬する経営者の方・書籍や動画から学んだり、はたまた事業の価値観を言語化してくれるプロの方に相談したこともありました。
振り返るとどんだけ?ってくらい考えてきたし、そのくらい私にとって事業を続ける上でも、幸福度の高い人生を送る上でも「頭の中を整えること」は大事な部分で、それをしてきたから今、自分で自分の人生を生きている実感や幸福感があるのだと思います。
「自分らしい」を生きるための選択基準
そんな風に自分や人生の棚卸しをしていくと、日常の一つ一つの選択も考えるようになりました。
「片づけ」が自分が変わる第一ステップなら、第二ステップは「自分の基準(価値観)を明確にして選択していくこと」
人は1日35,000回の決断をしているそうで、その日常の一つ一つの選択が自分の基準に沿ったものか否かの積み重ねが自分らしくいられるかの分かれ道ではないでしょうか。
- その言動一つで、自他共に良い気分にも嫌な気分にもなる事を理解して発言
(我慢や考えないのとは違うのだけど、違和感を感じることがあっても、そこでいちいちジャッジしようとせず、一旦何も言わないでおく。少し時間が経つと、大体のことが大した問題ではなかったということが多い。大した問題じゃない事を他人の時間を使ってまでするのはあまり素敵じゃないなと思うのです。) - 同じ事をやるにしても夜と朝では生産性が雲泥の差なので朝型生活を重視
- ”面倒くさい”の本質を考えて行動
(後回しした時の面倒くささって気持ちも萎えるし生産性も低い) - ”勿体無い”の本質を考えて必要なものには投資(片づけの依頼が私にとっての初投資だったな)
- これらの基準は自分の価値観が明確であることが必須だから、普段から思考の整理を繰り返し自分の価値観を明確にしておく
日常はこんな事を基準に暮らすようにしています。私の場合これらのポイントだけ押さえておくと大抵心穏やかに過ごせることが分かってきたから。
みなさんは如何ですか?
”変わりたい”気持ちを大切に、好奇心の先へ。
ツラツラと10年の振り返りをさせていただきましたが、1番は「自分が変わりたかった」のだと思います。生きていると、想い通りに行かないことも沢山あって、でも方法を知ったり、考え方を変えることで上手くいくことも沢山ある事を学びました。
ただ、その数ある選択肢には「自分なりの基準」を持っていないと、逆に不幸せな方向に進んでいく場合もあることや、どう足掻いても変えることのできない現実があるということも分かってきました。
だったら100%変わることは無理でも、変えられる部分から、変えやすい部分から変えていく、そうやってストレスを減らすだけで、変えられない事実を受け止められず悩むことがあっても、心置きなくそこと向き合うこともできるし、それを諦めたとしても自分を責めることはないと思います。
みんなそれぞれ抱えているものが違います。だからこそ「自分の気持ちを一番大切にできる方法」を考えるのが遠回りなようで近道なのかな。
私は今も十分幸せですが、変化の先も見たいという好奇心があるので、まだまだ変化し続けたいと思っています。次は好奇心の先を見に行こう!
引き続き True Colors!をよろしくお願い致します!最後までお読み下さりありがとうございました。
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