私は「開ける」「出す」「着る」動作は得意です。
しかし「閉める」「戻す」「畳む」など、後処理的な行動が苦手というか面倒くさい。
つまりズボラなんです。開けっ放し、出しっぱなし、脱ぎっぱなしのパナシ族。
それでも片づけの仕事をし(10年目)、自宅も散らかれど毎日リセットする事ができます。
なので今回はズボラでも、片づけやすい空間づくりのポイントをお伝えしたいと思います。
我こそはズボラ!という方は是非参考にして下さいね。
ズボラだからこその視点を持つ
一番のポイントとなるのは、このズボラだからこその視点を持つということ。
具体的に掘り下げていきますね。
できることなら楽したい
声を大にして言います。「私、できることなら楽したい!」のです。
ゴロゴロして遊んでたら片づいてる、なんてできたら最高だけど、後で痛い目にあうのもそろそろわかる年齢(遅)。アラフォーになりそういう思考は手放しました。なんせそんな思考で結婚後痛い目に遭ったんだもの。モノが見つからなくてイライラ、家事・育児が回らない、家族に当たる、自己肯定感低い。自業自得です。
かといって、根底にあるこの気持ち「できることなら楽したい」に蓋をして、SNSのバズりアイテムやおしゃれ収納アイテムを使って片づけても維持できないのです。
だからまずは、自分の本音を知り、受け止めるところから。
「私、できることなら楽したいの!!!!!」、と(笑)
視界に入る時間が長い場所は?
ズボラであること、ちゃんと受け止めましたか?素晴らしいです。笑
次に、「お家全部キレイスッキリしたいの!」というお気持ち、分かります。
但しそれはスーパーハードル高いやつです。
まずは、どこが整っていると気持ち良いのか、優先順位を決めていきいます。その基準が、「視界に入る時間が長い場所は?」です。
私の場合はキッチンにいる時間が長いので、キッチンから視界に入るリビング・ダイニングの眺めが自分好みに見える空間になれば勝ち確定。くらいの強気で大丈夫。
理想の景色をつくる3ステップ
真っ先に整えるべき場所が決まれば、そこからは理想の景観づくり!
①ストレスに感じる雑多な物を視界に入れない
どんな空間にしたいか具体的に分からない場合はとにかく”ストレスを取り除く”。
それだけでOK!
②死角を活かす
死角になる場所はあるか?そんな意識で部屋を眺めると、見え方に変化を感じるかも知れません。
我が家のキッチンから死角になる場所は下の3箇所。
《隣部屋》《カウンター下収納》《ピアノ横》
目に入ると雑多に見えるものは、意図的に場所を考えて収納しています
③好みのインテリア小物にする
自分の好みを知る必要があるので、そこが定まっていない場合はじっくり時間をかけるところ&更に理想の空間に近づけるための楽しみの部分
こうやって写真に文字入れしている以外の視界に入るものも、ほぼ大好きなものばかり!
それでも面倒くさい!そんな場合
3ステップを踏むのが面倒くさーい!という場合、①「ストレスに感じる雑多な物を視界に入れない」つまり”ストレスを取り除く”ことに徹底するだけでも空間はガラッと変わります。
不要な物が視界に入らないだけで心的ストレスが減り、心も軽くなります。是非これだけでも試してみて下さい。
片づけてないから面倒くさいことになってる
そうなんですよね。実際のところ、面倒くさいから片づけないのではなくて、片づけてないから面倒くさいことが次から次へと起こるのです。。。きっと本当は気付いてたりしてませんか?(ドキッ?!)
という事で我こそはズボラーで片づけられない、という方に少しでも感じてもらえる内容だったら嬉しいです。
私の想い
私は今でも面倒くさがり。だから出しっぱなしで空間が散らかることも日常。
だからこそ、どうすれば楽にリセットできる収納か?どうすれば綺麗に見えるか?自分やお客様の暮らしをイメージして考えることが大好きです。だからこの仕事を続けらるのだと思います。
現在起業10年目になりました。片づける行為そのものではなく、相手(自分)の暮らしを考えコンサルティングすること、そしてそれ以上に片付きやすい仕組みを手に入れた方々がそれぞれの人生を心置きなく楽しんでいく様子を見るのが最高に好き。(仕事や育児や趣味やファッションなど様々!その後押しにカラーコンサルをしています。)
振り返ればそんな方々の姿をこの10年沢山見続けています。幸せです。
オンライン/訪問型整理収納サービス共に受け付けています。
人生のうちの1日でも長くズボラを満喫できる暮らし、やりたいことが心置きなくできる暮らしを全力でサポートいたします。